ドジャース日本人選手の軌跡|野茂から大谷・山本まで全歴史と年俸総括

ドジャース日本人選手の軌跡|野茂から大谷・山本まで全歴史と年俸総括

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ドジャースにおける日本人選手の歴史は、まさに近代メジャーリーグにおける日本人パイオニアの足跡そのものです。これまでにメジャー契約を結んで公式戦に出場した主な日本人選手を時系列で振り返ると、常に球団の変革期に日本人選手がキーマンとして存在していたことが分かります。

球団の歴史を塗り替えた最初の転換点は、野茂英雄投手の功績に他なりません。1995年の近鉄退団から任意引退を経てのドジャース入団は、日本球界に激震をもたらしました。独特のトルネード投法と鋭く落ちるフォークボールでナ・リーグ新人王を獲得し、奪三振王に輝いた野茂氏の快進撃は、閉ざされていたMLBへの扉をこじ開けた世紀の偉業です。第2期在籍時(2002〜2004年)も含め、ドジャース通算81勝を記録した数字は、いまなお歴代日本人メジャーリーガーにおける金字塔として輝いています。

その後、2000年代初頭には石井一久投手が先発ローテーションの一角としてデビュー年(2002年)に14勝をマークし、中継ぎとして木田優夫投手が腕を振るいました。さらにスラッガーとして挑んだ中村紀洋選手の挑戦を経て、2006年に36歳で入団した斎藤隆投手がクローザーとして防御率2点台前半・通算81セーブを挙げる獅子奮迅の活躍を見せました。

そして忘れてはならないのが、黒田博樹投手のドジャース時代(2008〜2011年)です。広島カープからFA移籍した黒田投手は、精密なコントロールとツーシームを武器に4年連続で二桁勝利(41勝46敗・通算防御率3.45)を達成。当時財政難に揺れていた球団にあって、地元紙ロサンゼルス・タイムズをして「最も信頼できるタフな男」と絶賛されるプロフェッショナリズムを現地に深く植え付けました。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。