大手進学サイトやSNS、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)の受験板、Yahoo!知恵袋などに蓄積された滋賀県立大学の口コミ評判を精査すると、美辞麗句だけではないリアルな現場像が浮き彫りになります。
好意的な評価として圧倒的に多いのは、教員と学生の距離の近さです。「1学年あたりの定員が約600名とコンパクトなため、教授が学生の顔と進路希望を把握してくれている」「研究室配属後の指導が手厚く、学会発表や論文執筆のチャンスが早い段階で回ってくる」といった声が卒業生の手記で頻繁に語られます。特に人間看護学部や環境科学部では、地域社会に入り込む「近江楽座」などの課外プロジェクトが活発で、机上の空論にとどまらない現場経験が積める点が高く評価されています。
その反面、ネガティブな口コミとして散見されるのが「全国的な知名度の低さ」と「冬の気候の厳しさ」です。「首都圏に出て就職活動をすると、知名度不足から私立大学と誤認されることがあった」「冬場は琵琶湖からの冷たい強風(比良八荒)が吹き荒れ、彦根特有の豪雪に見舞われる日があるため通学がタフになる」という指摘は、実体験者ならではのリアルな実情です。ブランド力の派手さよりも、実学教育の充実度を優先する合理的な受験生層に強く支持されていることがデータと声の双方から実証されています。