レモンの扱い方に関しては、SNSやレシピサイトで誤った認識が広まっているケースも見受けられます。味や衛生面を損なわないための正しい知識を整理します。
誤解1:「皮を下にして絞ると農薬が混ざるから危険?」
「皮を下(果肉を上)に向けて絞ると、皮の精油(リモネン)が飛散して香りが良くなる」というバーテンダーの手法があります。一方で輸入レモンの防カビ剤(OPP、TBZ等)を懸念する声もありますが、流水下でスポンジを使いしっかり水洗い(または重曹水洗浄)を行えば、表面の薬剤は十分に低減可能です。香りを楽しみたい場合は、国産のノンケミカルレモンを選ぶか、適切な下処理を行って皮を下に向けて絞るのが正解です。
誤解2:「種は絞った後にお箸で取り除けばいい?」
絞った後に料理の上に乗った種を拾うのは見栄えも悪く、手間がかかります。「レモン 種 取る 切り方」の正解は、カットした直後、断面に見えている種を包丁の刃先や竹串で事前に弾き出しておくことです。芯の周囲に種が集中しているため、芯を削ぎ落とす工程を入れるだけで種の約8割は事前に除去できます。