1964年(昭和39年)10月、シングルとして発売された『夜明けのうた』は瞬く間に全国へと広がり、同年の岸洋子 夜明けのうた レコード大賞において栄えある「第6回日本レコード大賞 歌唱賞」を受賞しました(同年の大賞は青山和子さんの『愛と死をみつめて』)。実力派シャンソン歌手がポップス歌謡の頂点に立った瞬間であり、音楽関係者のみならず一般大衆にも強烈な感動を与えました。
その社会的影響力は音楽チャートにとどまらず、翌1965年には夜明けのうた 映画 主題歌として日活で映画化が決定。吉永小百合さん主演、浜田光夫さん共演の青春文芸映画として大ヒットを記録し、劇中でも岸洋子さんの歌声が効果的に使用されたことで、楽曲の知名度は決定的なものとなりました。
さらに、年末の風物詩であるNHK紅白歌合戦においても、岸洋子さんは1964年の第15回に初出場を果たし、この曲を堂々と歌い上げました。岸洋子 紅白歌合戦 歌唱曲として通算5回の出場歴の中でも、初出場時の圧倒的なパフォーマンスは、今なお語り草となっています。