堺筋線がビジネスパーソンや旅行者から熱狂的な支持を集める決定的な理由は、「阪急京都線・千里線との相互直通運転」と「天下茶屋駅での南海線・関西国際空港アクセス」という2つの強力な南北直結ルートにあります。
天神橋筋六丁目駅を介して阪急電鉄と線路がつながっているため、天下茶屋駅や堺筋本町駅から乗り換えなしで高槻市駅、京都河原町駅、北千里駅へアクセスできます。平日朝夕には「準急」が運行され、淡路駅や茨木市駅、高槻市駅などの主要駅へ素早く移動可能です。梅田駅での混雑した乗り換えを挟むことなく、京都中心部と大阪市内のビジネス街をダイレクトに行き来できる価値は計り知れません。
さらに注目すべきは関西国際空港へのアクセスです。難波駅経由で南海線を利用する場合、地下鉄なんば駅から南海なんば駅への移動は高低差があり、混雑する改札階を5分〜8分ほど歩く必要があります。一方、天下茶屋駅での堺筋線から南海線への乗り換えは、エスカレーターを上がって改札を出れば目の前が南海線の改札口というフラットかつコンパクトな構造です。
所要時間にしてわずか1〜2分で乗り換えが完了し、南海の特急ラピートや空港急行に座って関西空港まで直行できます。京都・北摂方面から関空を目指す旅行者にとって、「阪急〜堺筋線〜天下茶屋〜南海空港線」というルートは、新大阪経由のJR特急はるかに匹敵するコストパフォーマンスと定時性を備えた定番ルートとして定着しています。