近年の高機能炊飯器の普及に伴い、炊き込みご飯の調理法にも変化が見られます。各種クチコミサイトやコミュニティにおける実際の失敗談を検証すると、炊飯器のプログラム設定による差異が見落とされがちであることが浮き彫りになっています。
多くの炊飯器には「炊き込みモード」と「白米通常モード」「早炊きモード」が搭載されています。白だしを使った炊き込みご飯では、必ず「炊き込みモード」または「白米通常モード」を選択してください。早炊きモードを使用すると、調味料の塩分によって米への吸水スピードが遅延している状態のまま強火加熱へ移行するため、米の中心に芯が残り、表面だけが水分でふやけるという最悪の炊き上がりになります。
また、浸水時間の管理も重要です。調味料を入れた状態で長時間放置すると、塩分によって米の吸水が阻害されるだけでなく、釜底のコーティングに負荷がかかる場合があります。米の水気だけをしっかり切った状態で30分浸水させた後、炊飯直前に調味料と水を合わせてスイッチを押すのが、最もふっくらと粒立ちの良いご飯に炊き上げる秘訣です。