グリードアイランド編で登場したビスケット=クルーガー(ビスケ)は、ウイングの直属の師匠です。ゴンたちがビスケと出会った際、ビスケはウイングについて「教え方が下手」「だらしない」と小言を漏らしつつも、その指導の根底にある誠意と基礎の正確さを高く評価していました。
心源流拳法の系譜を整理すると、ネテロ会長を頂点とし、その直弟子であるビスケ、さらにその弟子であるウイング、そして孫弟子にあたるズシへと技術と精神が受け継がれていることが分かります。
ビスケがグリードアイランドでゴンたちに課した過酷な特訓をスムーズに吸収できたのは、天空闘技場でウイングが妥協せず「土台の基礎」を固めさせていたからに他なりません。ウイングはビスケの教義を誰よりも純粋に信奉し、次の世代へと繋いだ立役者です。