多くの英語学習者が混同しやすいのが「want to be」と「want to do」の境界線です。両者の最大の違いは、目的語となる不定詞が「状態(Being)」を指しているのか、それとも「動作(Doing)」を指しているのかという点にあります。
「want to do」の「do」は一般動詞の代表であり、「走る(run)」「食べる(eat)」「働く(work)」といった具体的なアクションを欲するときに使われます。一方で「want to be」の「be」はアクションではなく、結果としてのポジションや属性、心理的コンディションに焦点が当たります。
例えば、「I want to play baseball(野球がしたい)」は野球というプレイ(行為)を欲しているため「want to do」を用います。一方、「I want to be a baseball player(野球選手になりたい)」はプロ野球選手という職業・存在になりたいため「want to be」を選びます。この「行為(Doing)か存在(Being)か」という視点を持つだけで、英作文やスピーキングでの迷いは一気に解消されます。