育児休業を取得する男性が増加した一方で、SNSやコミュニティサイトでは「想像していた育児と現実のギャップ」に苦悩する声が目立ちます。大手育児コミュニティや知恵袋の投稿を分析すると、新米パパたちが直面するリアルな壁が浮き彫りになってきます。
「自分では一生懸命手伝っているつもりだったが、『手伝うという感覚そのものがストレス』と妻に泣かれた」「オムツを替えただけでドヤ顔をしてしまい、妻の冷たい視線を感じた」といった告白は典型的な事例です。多くの父親が陥るのが、「作業」としてはこなしているものの、全体のオペレーション(名もなき家事や赤ちゃんの機嫌、室温調整など)が見えていない状態です。
一方で、事前に男の育児書の名著を読み込んでいた先輩パパたちからは、明確に前向きな声が寄せられています。「本に『産後の妻は全治2ヶ月の重傷を負っているのと同じ』と書かれていたおかげで、家事を100%自分が引き受ける覚悟が決まった」「赤ちゃんの背中スイッチの仕組みをあらかじめ知っていたため、深夜の寝かしつけでイライラせずに済んだ」というように、知識の有無がそのまま精神的な余裕に直結しています。