祭りの熱気の中で味わうグルメは格別です。長年愛され続ける夏祭り屋台の定番メニューから、近年のトレンドを色濃く反映した話題の一品まで、来場者アンケートや現地での売れ筋動向を総合した夏祭り屋台の食べ物ランキング上位の顔ぶれを紐解きます。
王道の鉄板メニューである「焼きそば」「たこ焼き」「イカ焼き」は、依然として圧倒的な支持を誇ります。大鍋や巨大な鉄板で豪快に焼き上げるライブ感と、ソースが焦げる香りは屋台ならではの魅力です。これらに加え、近年は「から揚げ」専門店スタイルのキッチンカーや、厚切りベーコン串などの肉系ボリュームメニューが安定した上位を占めています。
一方で、夏祭り屋台のスイーツトレンドには目を見張る進化が起きています。かつてはシンプルなシロップが主流だったかき氷やりんご飴の屋台は、専門店クオリティへと劇的にシフトしました。りんご飴は薄氷のような極薄飴コーティングにシナモンや抹茶パウダーをまぶしたカットスタイルが定着し、かき氷はエスプーマ(泡状のクリーム)や果肉ソースを贅沢に使ったリッチ系が若年層を中心に大ヒットを記録しています。
さらに、他では見かけない夏祭り屋台の珍しいメニューとして、海外のストリートフードを取り入れた「クルンジ(クロワッサンを圧縮して焼き上げたスイーツ)」や「チュモッパ(韓国風おにぎり)」、さらには冷やし焼き芋ブリュレなど、SNSでのシェアを意識した斬新なフードが続々と登場しています。