食品価格の変動が激しい現代において、肉選びの基準も変化しています。一般的にヒレは希少部位であるため、ロースに比べてグラムあたりの単価が高く設定されています。「贅沢感」や「特別な日のごちそう」としてヒレを選ぶ人が多いのはこのためです。
一方、ロースはその手頃な価格とボリューム感から、日常の食卓を支える圧倒的なコスパ最強肉として君臨し続けています。最近では、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視し、短時間でさっと火が通り、冷めても固くなりにくいロースの薄切りを普段使いし、週末の贅沢としてヒレの塊肉をじっくり調理するという二極化が進んでいます。