Q1:赤道上を時速何キロで飛行すれば、ずっと太陽が沈まない(昼間が続く)状態になりますか?
A1:赤道上の自転速度と同じ時速約1,670 km(西向き)で飛行し続ければ、太陽の見かけの位置が変わらず、理論上はずっと昼間(または夕暮れ)が続きます。超音速旅客機コンコルドが現役だった時代には、パリからニューヨークへ向かう便で「出発した現地時刻よりも早い現地時刻に到着する」という現象が実際に体験されていました。
Q2:車で陸路を走って地球一周することは可能ですか?
A2:物理的に陸続きではないため、完全な陸路走行のみでの地球一周は不可能です。大西洋や太平洋などの海洋、あるいはベーリング海峡を渡る際は、フェリー輸送や航空貨物輸送(Ro-Ro船など)を組み合わせる必要があります。陸路とカーフェリーを組み合わせた「自動車世界一周」の総走行距離は、通常5万〜8万キロに達します。
Q3:地球一周の最速ギネス記録はどれくらいですか?
A3:有人宇宙船(国際宇宙ステーション:ISSなど)の場合、秒速約7.7 km(時速約2万7,700 km)で周回しているため、約90分(1時間半)で地球を一周します。航空機による世界一周(給油ありの公式記録)では、米軍の偵察機SR-71や無給油世界一周機ボイジャー号など特殊な機体を除き、ビジネスジェット機の記録で約40〜50時間台の公式記録が残されています。
Q4:地球の全周4万キロは将来的に変わることはありますか?
A4:地球の自転速度は、潮汐摩擦(月の引力による海水の摩擦)によって100年ごとに約1.7ミリ秒ずつ遅くなっています。自転速度の変化に伴い遠心力もごく微小に変化しますが、数千年〜数万年単位のタイムスケールで見ても全周4万キロという数値が測定単位レベルで大きく変動することはありません。