日本国内でこのランキングの知名度が爆発的に跳ね上がったのは、2010年代初頭の民放ワイドショーによる大々的な報道がきっかけでした。当初は国内のトップ女優や人気モデルがランキングの中心を担っていました。
日本人初のランクインを果たしたのは、2010年の佐々木希(当時33位)でした。その後、ファッション誌『Seventeen』『non-no』のエースとして圧倒的な支持を誇っていた桐谷美玲が2012年に12位、2014年には世界第8位に選出され、当時の日本人歴代最高位を樹立しました。桐谷美玲の「猫目」と称される愛らしい顔立ちは、海外のインディペンデント批評家の間でも高い評価を獲得しました。
続いてランクインの常連となったのが石原さとみです。2013年に初ランクイン(16位)を果たして以降、2016年には世界第6位という驚異的な記録を打ち立て、日本人としての歴代最高順位を塗り替えました。公の場で見せる華やかな笑顔と洗練された表現力は、アジア圏を中心に絶大な知名度を誇りました。
2010年代後半から現在にかけては、K-POPのグローバル展開と連動し、多国籍ガールズグループで活躍する日本人メンバーが上位を席巻する時代へと移行しました。その頂点に立ったのが、TWICEの日本人メンバー・サナ(Sana / 湊﨑紗夏)です。2017年に初登場(21位)して以降、常にトップ50圏内を維持し続け、2026年には日本人史上最高位となる世界第3位に輝きました。
近年では、TWICEのモモやミナをはじめ、LE SSERAFIMのカズハ、XGのメンバーなど、世界を舞台に活躍する次世代アイドルが常連となっています。国内中心の活動に留まる芸能人よりも、グローバルなデジタル発信力と国境を越えたファンダムを持つタレントが圧倒的にノミネートされやすい傾向が定着しています。