ネット上の情報空間には、ファンの焦燥感を煽る誤った言説や誤解が少なからず存在します。損失を防ぐために知っておくべき流通の「真実」を整理します。
誤解①:「一度完売したグッズは二度と定価で手に入らない」
これは完全な誤りです。集英社やバンダイナムコグループをはじめとする公式ライセンシー各社は、転売対策の一環として「受注生産型の再販」を積極的に導入しています。初版が瞬殺されたアイテムであっても、約3ヶ月〜半年後に二次受注や「アンコール再販」がアナウンスされるケースが全体の約6割以上を占めています。即座にオークションサイトの高額出品に飛びつくのは得策ではありません。
誤解②:「非公式の海外通販サイトで格安正規品が買える」
フリマアプリや海外ショッピングサイト上で、「海外限定」「工場流出品」と称して定価の半額程度で出品されているフィギュアやアクリルスタンドは、粗悪な海賊版(コピー品)である可能性が極めて濃厚です。正規品には必ず版権許諾証(ホログラムシール等)が貼付されています。安さに釣られて偽物を購入することは、著作権侵害を助長するだけでなく、個人情報流出のリスクも伴います。