大平山神社に参拝者が絶えない理由とは?千段の石段と三大名物の真実

大平山神社に参拝者が絶えない理由とは?千段の石段と三大名物の真実

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大平山神社の表参道として全国に名を馳せるのが「あじさい坂」です。麓の六角堂付近から随神門を経て本殿へと続く石段は、公称で階段数約1000段(実測約1040段前後)。自然石を不規則に積み上げた険しい石段が連なり、初めて訪れる者を圧倒します。

初夏(6月中旬から7月上旬)を迎えると、石段の両脇に約2500株の西洋アジサイやガクアジサイが咲き競い、青や紫のグラデーションが参道を埋め尽くします。雨露に濡れる紫陽花と苔むした石段の対比は息を呑む美しさですが、徒歩登攀にかかる時間は片道およそ30分〜40分。傾斜が急な箇所も多く、心拍数が一気に跳ね上がる過酷なルートです。

参拝者の間で広がる「体力が持たず途中で挫折した」という口コミは決して大げさではありません。山岳修験の行場としての名残を留める石段は、段差や奥行きが均一ではなく、歩幅のコントロールを誤ると膝や太ももへ急激な負荷がかかります。運動不足を自覚している参拝者や、雨天時で足元が滑りやすい日は、相応のスニーカーやトレッキングシューズの着用が必須条件です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。