六甲山牧場の代名詞といえば、緑の斜面に放し飼いにされた羊たちとのダイレクトなふれあいです。ゲートをくぐると、目の前を丸々とした羊たちがマイペースに横切っていきます。園内で販売されている「羊のエサ(羊せんべい・100円)」を手にした瞬間、それまで無関心を装っていた羊たちが一斉に顔を上げ、早足で近寄ってくる光景は圧巻の一言です。
現地を訪れた来園者のリアルな声やSNSの口コミを検証すると、感動の声とともに現実的なアドバイスが多数見受けられます。
「エサの袋を見せた瞬間に3〜4頭の羊に囲まれて服を引っ張られた!子どもは最初泣きそうになっていたけれど、手のひらを平らにしてエサをあげるコツを覚えたら大興奮。動物園の柵越しでは絶対に味わえない距離感に大満足です」(30代ファミリー)
「とにかくフンが多い!芝生のどこを歩いても落ちているので、お気に入りの白いスニーカーやサンダルで行くと後悔します。洗える靴底のフラットシューズで行って正解でした」(20代女性グループ)
特に春のハイライトとなるのが、子羊の一般公開時期です。例年1月下旬から3月上旬にかけて出産ラッシュを迎え、母羊に寄り添ってピョンピョンと跳ね回る愛らしい子羊たちの姿は、3月中旬から4月下旬頃に一般公開されます。ミルクを一生懸命に飲む姿や、仲間同士でじゃれ合う様子を一目見ようと、この時期は関西全域から多くのファンが詰めかけます。
ふれあいを存分に楽しんだ後は、絶品グルメの探訪が待っています。チーズ館周辺で提供される名物カマンベールソフトクリームは、濃厚なミルクのコクとチーズ特有のほのかな塩気が絶妙に調和し、リピーターが後を絶たない看板商品です。さらに落ち着いて食事を楽しみたいなら、「レストラン神戸チーズ」がおすすめ。本格的なスイス産・自家製チーズを贅沢に使ったチーズフォンデュや、乳清(ホエー)でじっくり煮込んだ特製シチューなど、高原リゾートならではのランチメニューが心と身体を温めてくれます。