現在、坂上氏の情熱が注がれているのが、千葉県袖ケ浦市を拠点とする動物保護活動の拠点「さかがみ家」です。この施設は、単に犬や猫を保護して里親を探すだけの旧来型シェルターではありません。
坂上氏が提唱したのは、「寄付金に依存しない持続可能な保護活動」というビジネスモデルでした。保護活動の現場では、ボランティアの善意や寄付金の減少によって運営が破綻するケースが後を絶ちません。この構造的欠陥を打破するため、坂上氏は自らの知名度とプロデュース能力をフル活用し、オリジナルペットフードやグッズの開発・販売、期間限定カフェの出店など、収益を生み出す事業を自ら立ち上げました。
現場スタッフとして元タレントや動物の専門家を正規雇用し、適正な給与を支払う労働環境を整えた点も業界内から高く評価されています。金曜夜のレギュラー番組『坂上どうぶつ王国』では、保護施設の生々しい日常や譲渡に向けた苦闘のプロセスが包み隠さず放映され、単なるタレントの道楽ではない本気の活動であることが世間に広く浸透しました。