岡田准一を語る上で欠かせないのが、他の追随を許さないアクション経歴です。その起点となったのは、2007年放送の主演ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)でした。過酷な要人警護のリアリティを追求する過程で、ブルース・リーが創始した「ジークンドー」、フィリピン伝統武術「カリ」、総合格闘技「USA修斗」の修練を開始。数年後には、日本人俳優として極めて異例となる指導員インストラクターの認定資格を取得するに至りました。
さらに近年、世界的な注目を集めたのがブラジリアン柔術への本格参戦です。2026年夏、米ラスベガスで開催された国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)主催の世界大会「ワールドマスター」マスター3(41〜45歳の部)茶帯ライトフェザー級に出場し、見事1回戦を突破。その後も日々の稽古を絶やさず継続し、ついに最高位である黒帯を取得したことが報じられました。
現在、彼の武術への知見は単なる自己研鑽にとどまらず、日本の映像業界全体の底上げに使われています。主演映画『ザ・ファブル』シリーズや、Netflixの大型アクション時代劇『イクサガミ』などでは、主演を務めながら自らアクションコーディネーター・ファイトコレオグラファーとして殺陣の設計を担当。ハリウッド基準の安全性とスピード感を日本のアクション現場に定着させるキーマンとして、国内外の映画関係者から絶大な信頼を集めています。