参拝計画を立てる際、最も留意すべきは寺名の読み方と施設構成の誤認識です。地元住民や関係者の間では古くから「せいすいじ」と呼ばれており、カーナビゲーションや地図アプリで「きよみずでら」と入力しても正しい情報に辿り着かない事例が多発しています。
また、検索エンジンで「清水寺 阿弥陀堂」と検索した場合、京都の清水寺本堂の奥にある朱塗りの建物「阿弥陀堂(重文)」の情報が上位に表示されるアルゴリズム上の現象が起きています。このため、「京都の清水寺にある阿弥陀堂の情報を探していたら長野の寺院に辿り着いた」、あるいは逆に「信州の阿弥陀山清水寺を調べていたのに、京都の舞台の写真ばかり出てきて困惑した」という声が現場取材でも頻繁に聞かれます。
さらに見落としがちな盲点として、収蔵庫に安置されている重文仏像群の拝観形態があります。境内の散策や朱塗りの観音堂への参拝は常時可能ですが、収蔵庫内部に鎮座する阿弥陀如来坐像などの特別拝観は、特定の祭礼期を除き事前予約や保存協力費が必要となる場合があります。「行けばいつでも仏像の目の前まで入れる」と思い込んで現地を訪れると、収蔵庫の扉が閉じられていて外観のみの参拝に終わるリスクがあるため、公式情報や若穂地区の観光案内所への事前確認が不可欠です。