雨の日のワイパー異音!ガガガ・ビビリ音の原因と即効対処法

雨の日のワイパー異音!ガガガ・ビビリ音の原因と即効対処法

雨の日のワイパー異音!ガガガ・ビビリ音の原因と即効対処法の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

カーオーナーのコミュニティやSNS上で「新車のワイパーなのに音が鳴る」「ガラス撥水剤を施工した直後から急にビビり始めた」という声を頻繁に見かけます。自動車整備工場への取材によると、ワイパー自体の寿命ではなく、フロントガラス表面のケミカル状態が引き起こすトラブルが全体の過半数を占めています。

最大の元凶となるのが、大気中の排気ガス、アスファルトの跳ね返り、古い固形ワックスの溶出によって形成される頑固な「油膜」です。油膜がガラス全面に均一に付着することは稀で、ワイパーの可動範囲内外で激しい膜厚のムラが生じます。この「水滴を弾く部分(低摩擦)」と「水滴が馴染む部分(高摩擦)」が混在する不均質なガラス面をゴムが通過する際、摩擦係数の急激な変動に耐えきれず激しいビビリ音が発生します。

また、DIYで市販のシリコーン系撥水コーティングを塗布した場合にも注意が必要です。標準装着されている生ゴム(天然ゴム)タイプのワイパーは摩擦係数が高いため、シリコーン被膜との相性が悪く、ガラス表面にゴムが引っかかってしまいます。美しい水弾きを求めて施工したコーティングが、皮肉にも不快な異音の引き金になってしまうケースが後を絶ちません。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。