2014年のデビューから10周年の節目を越え、Red Velvetはグループとして成熟期に入りました。その中心に立つジョイ(Joy)は、本名であるパク・スヨン名義での俳優業と、Red Velvetのボーカル、そしてソロアーティストという「3つの軸」を巧みに両立させています。
近年の彼女の動きで特筆すべきは、活動の選択と集中です。過密なスケジュールに追われていた20代前半とは異なり、2026年現在は自身のクリエイティビティを発揮できるプロジェクトを厳選しています。K-POP業界全体が多国籍化・世代交代を加速させるなか、第3世代のトップランナーとしてジョイが見せている落ち着きとプロフェッショナリズムは、後輩アイドルたちからもひとつの到達点として仰がれています。
ファンの間で常に注目の的となっているSMエンタ再契約の動向に関しても、グループの屋台骨を維持しつつ、個人の表現領域をいかに広げるかという建設的な交渉が重ねられてきました。グループとしての音楽性を守りながら、ソロシンガーや女優としての独立した価値を確立する姿は、長期キャリアを模索する現代の女性アイドルにとって象徴的なロールモデルとなっています。