歴代の嵐コンサートグッズにおいて、発売から長い年月を経た今なおプレミア価格を維持、あるいはさらに評価を高めている「伝説のアイテム」には明確な共通点があります。それは、「生産数が極めて限られていた初期の公演」、あるいは「会場ごとの色分けや日程限定でフルコンプリートの難易度が極端に高かった公演」の2系統です。
その筆頭格としてコレクターの間で知られるのが、2006年の「嵐 FIRST CONCERT 2006 in Taipei」や、同年のアジアツアー凱旋記念公演「AROUND ASIA」関連の記念品、そして2004年の「いざッ、Now」ツアーで販売されたロゴ入りTシャツやタオルです。この時代のアイテムは現存する美品の数が圧倒的に少なく、未開封のTシャツであれば現在でも1万5,000円〜2万5,000円前後で取引されるケースが珍しくありません。
また、2014年にハワイで開催された「ARASHI BLAST in Hawaii」の現地限定グッズや、2012年・2013年の「アラフェス」で登場したフード付きタオルやキーカバーも根強い人気を誇ります。ハワイ公演の現地限定アロハシャツやトートバッグは、現地へ渡航したファンしか手に入らなかったという圧倒的な物理的制約から、現在も市場に現れると瞬時に買い手がつく状態が続いています。
近年の公演で特筆すべきは、2018年から2019年にかけて開催されたアニバーサリーツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の第3弾会場限定アクリルプレートです。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の各ドームで異なる5色のメンバーカラー(赤・青・黄・緑・紫)が配当され、全公演を通じて5色を揃えるために過酷な交換交渉が行われました。なかでも公演日程が短かった会場のカラーは流通量が少なく、全色セットは現在でも定価(各600円)の約4〜5倍となる1万2,000円以上で売買されるプレミアム品となっています。