保育所保育指針に示されている1歳以上3歳未満児の発達の特性を踏まえると、4月の指導計画では「養護」の基盤がすべての「教育」的活動の土台となります。環境の変化が大きいこの時期、無理に集団行動を促すのではなく、一人ひとりの生命の保持と情緒の安定を図ることが最優先課題です。
養護と教育のねらいをバランスよく設定する際は、以下の視点を軸に構成します。
【養護のねらい】
・新しい環境や保育士に少しずつ慣れ、安心して心地よく過ごせるようにする。
・個々の生活リズム(睡眠、食事、排泄)に合わせ、生理的欲求を十分に満たして健康に過ごす。
【教育のねらい】
・特定の保育士との触れ合いを通じて親しみを持ち、信頼感を深める(人間関係)。
・安心できる保育室の中で、自分の好きな玩具や安心できる場所に興味を持ち、自発的に探索しようとする(環境)。
・喃語や簡単な身振り・言葉、泣き声などを通して、自分の欲求や気持ちを受け止めてもらう心地よさを味わう(言葉・表現)。