マーケットの取引が集中する東京証券取引所。そのプライム市場において、個人とみられる特定口座からの異常な注文量が観測され始めたのは昨年のことだった。アルゴリズムトレードの隙を突くような超高速の注文キャンセルと発注の連鎖。証券会社のトレーディングデスクでも「一体誰が動かしているのか」と話題になっていたという。
この現象について、総資産数百億円を誇る伝説の個人投資家テスタ氏も関心を寄せている。関係者によると、同氏は「相場の歪みを捉える洞察力と、感情を一切排した損切りのスピードが群を抜いている。従来のデイトレードの常識を塗り替える存在だ」と周囲に語ったとされる。市場のプロをも唸らせる取引精度が、彼女の存在感をいや応なく高めている。