保育園児のお弁当づくりで最も多い失敗が「親の感覚で詰めすぎてしまい、時間内に食べきれずに子どもが自信を失う」ケースです。園外保育ではシートの上に座り、友達や保育士とおしゃべりをしながら限られた時間(約20〜30分)で食事を終えなければなりません。食べるスピードが追いつかないと、残食への罪悪感や焦りが生じてしまいます。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」や保育現場の実践データを踏まえると、弁当箱の容量はおおむね「子どもの年齢×100ml(±50ml)」が黄金比率とされています。特に2歳児や3歳児は咀嚼力や消化能力に大きな個人差があるため、まずは少し小さめのサイズを選び、「全部ピカピカに食べられた!」という達成感を味わわせることが何より大切です。
2歳児の保育園遠足お弁当では、容器の構造にも注意を払わなければなりません。パッキンが固すぎる密閉容器は子どもの力で開けられず、反動で中身を地面にぶちまけてしまう事故が多発します。事前に自宅で開閉の練習を重ねるか、ワンタッチで外せる柔らかいシール蓋タイプの容器を選ぶのが賢明です。