数あるディズニーのバルーンアート作り方の中でも、ベイマックスは比較的工程が少なく、バルーンアートでキャラクターを簡単に再現したい入門者に最も適しています。その最大の理由は、複雑な耳や装飾パーツがなく、全身をピュアホワイトの風船だけで表現できる点にあります。
制作に用いる主力資材は、業界標準として知られるツイストバルーン 白 260(直径2インチ・長さ約60インチ=約5cm×150cm)です。プロのバルーンアーティストが口を揃えるベイマックスのバルーンアートのコツは、「空気の充填量を7割から8割程度に抑え、先端を10cm〜12cmほど余らせる」点に集約されます。初心者が陥りがちな失敗の約8割は、空気をパンパンに入れすぎた結果、ひねる(ツイストする)際の空気の逃げ場がなくなって破裂する現象です。
最も手軽な「ベイマックスのバルーンアート1本モデル」では、まず口元側に約4cmの小さな丸(頭部)を作り、続けて約6cmの楕円(腕)、さらに胴体と背中をループ状に固定する「ピンチツイスト」や「ロックツイスト」を組み合わせていきます。風船全体を優しく揉んで柔らかくする「バーピング(揉みほぐし)」を取り入れるだけで、摩擦抵抗が減り、割れる恐怖心を大幅に軽減できます。
さらに簡易的な手法として、丸型のラウンドバルーン(丸風船)を胴体と頭部に見立て、手足だけを細長いペンシルバルーンで添えるハイブリッド方式も存在します。これなら風船をねじる工程が最小限で済むため、未就学児と一緒に作業する場合でも安全にベイマックスの風船を簡単に形作ることが可能です。