編集部が現地エントランス周辺および各種ソーシャルメディア、掲示板等で収集した体験談からは、数字だけでは測れない「現場のリアルな切迫感」が浮き彫りになっています。
「ディズニーホテル宿泊者の特典であるアーリーエントリー混雑状況を甘く見ていた。一般入園の15分前に入れる専用ゲートだが、午前7時の段階で専用列がリゾートラインの高架下まで伸びていた。一般ゲートの先頭集団は午前5時台から並んでおり、8時半の通常開園時点では手荷物検査の通過だけで40分近くロスした」(30代男性・会社員の手記より)
「平日水曜日に友人と来園。入園して即アプリを開いたものの、9時05分の段階でアナ雪のDPAはすでに売り切れ。スタンバイパスもラプンツェルのみ辛うじて取れたが、ピーターパンは受付終了。パスが取れなければ新エリアの該当アトラクションには並ぶことすらできないルールを知らない友人が絶句していた」(20代女性・大学生)
ここで多くのゲストが疑問を抱くのが、「ディズニーシー入園規制の現在はどうなっているのか」という点です。かつてのように「当日券の販売を停止し、入場口で入場そのものをシャットアウトする」という物理的な入場規制は、全券種が完全日付指定の事前予約制に移行した現在、突発的に発令されることは原則としてありません。しかし、現場では「事実上の入場制限」がエリア単位で常態化しています。
新エリアであるファンタジースプリングスへの入場は、該当エリア内の対象アトラクションのDPAまたはスタンバイパス、あるいは特定の宿泊パッケージ保持者に限定されています。つまり、パークの敷地内には入園できても、「目玉のエリアには一歩も足を踏み入れられない」という分断が生じる仕組みです。これが、来園者に「チケットを買って入ったのに強烈な規制をかけられている」と感じさせる心理的摩擦の原因となっています。