日本国内における純血犬種の飼育動向を語る上で欠かせないのが、一般社団法人ジャパンケネルクラブの登録データだ。ここで長年にわたり常に上位へ名を連ねるミニチュア・ダックスフンドは、小型犬を代表する存在として高い人気を保ち続けている。都市部の室内飼育環境にも馴染みやすい一方で、現在は高齢期を迎える個体の割合が顕著に増加した。
ペット保険大手によるビッグデータも、この長寿化の傾向を強く裏付ける。アニコム損害保険株式会社が公表した最新の『家庭どうぶつ白書』によると、本犬種の平均寿命は14.9歳を記録した。さらにアイペット損害保険株式会社が保有する症例統計でも、17歳や18歳を超えて元気に過ごす長寿例が当たり前の光景となりつつある。