納豆の持つ素晴らしい栄養効果を安全かつ最大限に享受するための最適量は、実は「1日1パック(約40〜50g)」で十分であることが臨床データから実証されている。パック数を増やしても健康効果が2倍、3倍になるわけではなく、前述した尿酸値の上昇やホルモンバランスの乱れといったコストが上回ってしまうのだ。
また、食べるタイミングや調理法工夫ひとつで栄養の吸収率は大きく変わる。ナットウキナーゼは熱に弱いため、熱々の炊き立てご飯に直接乗せるのではなく、少し冷ましてから和えるのが望ましい。さらに、血栓は睡眠中に形成されやすいため、夕食時に摂ることで夜間の血液循環をサポートする働きが期待できる。量ではなく「質とタイミング」にこだわることこそが、真の健康への近道だ。