立ち寄り客の多くが吸い寄せられるように向かうのが、フードコートを象徴する看板グルメだ。栃木県佐野市が誇る郷土の味覚、名物佐野ラーメンである。手打ちならではの不揃いな平打ち青竹打ち麺と、澄み渡る醤油ベースのスープ。一口すすれば、小麦の香りと深いコクが口いっぱいに広がる。佐野サービスエリア(下り線)の厨房で提供される一杯は、老舗の名店に引けを取らない本物志向のクオリティを維持している。
さらに見逃せないのが、上り線や周辺店舗では味わえないここだけの「下り線限定メニュー」の存在だ。チャーシューの厚みや出汁の配合に独自のアレンジを加えたプレミアムな一杯は、ドライバーの間でSNSを介して口コミが急拡大している。長距離運転で疲れた身体に染み渡る濃厚かつ軽やかな味わいは、一度体験すると旅の恒例行事化することは間違いない。