天体観測の世界では、過去のデータが数年後に新たな発見をもたらすことが少なくない。現在、2026年の最新AI画像解析アルゴリズムを用いて、2022年の世界中のオープンデータや個人撮影のタイムラプス動画を再解析するプロジェクトが進行中だ。
ノイズに埋もれて人間の目では認識できなかった極小規模の微小流星(ミクロメテオロイド)の検出率が従来の300%以上に跳ね上がり、流星物質の空間分布密度がこれまで考えられていた以上に斑(ムラ)状であったことが明白になった。4年前の夜空にカメラを向けていた名もなき観察者たちのシャッターが、現代の最先端科学を支える貴重なピースとなっている。