「飲むなら太りたくない」と願うダイエッターに対し、食と代謝のプロフェッショナルである管理栄養士は極めて論理的なアプローチを提唱する。糖質制限ダイエットにおいてビールを完全に断つ必要はないが、組み合わせの最適化は絶対条件だ。
重要なのは、飲酒による肝臓の糖新生抑制とインスリン分泌のタイミングを計算することである。糖質ゼロビールを選ぶことで血糖値の急上昇は防げるが、アルコールが代謝されている間、体脂肪の燃焼は一時的にストップする。したがって、つまみには脂質の塊ではなく、枝豆、冷奴、刺身、あるいは塩味の焼き鳥といった高タンパク・低脂質なメニューを合わせるのが鉄則だ。一晩あたりの適量を缶2本(700ml前後)までに抑え、チェイサーとして同量の常温水を挟む。このシンプルな規律だけで、翌朝のむくみと体重増加のリスクは激減する。