運営元による共有規制の背景には、収益構造の根本的な見直しがある。創業者リード・ヘイスティングス時代の「会員数の爆発的拡大」を優先したフェーズから、共同CEOテッド・サランドス率いる現在のマネジメント体制へと移行する中で、同社は未課金ユーザーの収益化に舵を切った。
現在、北米や欧州、日本を含む主要市場では、同一世帯外のユーザーをアカウントに追加するための「追加メンバー枠」が導入されている。これは完全に無料ではないものの、新規で単体契約を結ぶよりも大幅に安い月額料金で別世帯の家族を追加できる公式な仕組みだ。正規の手続きを踏まない不正な共有は、規約違反としてアカウントの一時停止や強制退会といった重大なペナルティを引き起こす可能性がある。