中学3年生の時、彼女は「芸能界へ進みたい」という強い意志を抱くようになる。テレビドラマを見ながら「自分ならこの役をどう演じるか」を自然と考えるようになっていたという。だが、夢を追うには現実的な資金が必要だった。
高校進学後、彼女は地元の蕎麦屋や寿司屋で激しいアルバイト漬けの日々を送る。接客の現場で学んだのは、多様な人間模様と社会の厳しさだった。自分で稼いだお金でオーディションを受けるためのレッスンに通い、身なりを整える。ただ与えられた環境に甘んじることなく、自力で人生の扉を開こうとする執念は、このアルバイト時代に完全に固まった。