国内の飲料業界において、今もっとも熱い視線が注がれているのが「夜間のリフレッシュ市場」だ。全日本コーヒー協会が発表する近年の消費動向データを見ても、デカフェ市場の伸び率は従来のレギュラーコーヒーを大きく上回るペースで推移している。
かつては「カフェインを摂取できない事情がある人」のための限定的な選択肢だった。だが、現代の消費行動は違う。パフォーマンスを高めたい日中は通常のコーヒーを楽しみ、夕方以降は睡眠への影響を抑えるために切り替える。こうした「カフェインマネジメント」を日常に取り入れる層が、スティック1本で手軽に作れる利便性に熱狂している。