「広い畑がないと下仁田ネギは育てられない」と諦める必要はありません。ポイントさえ押さえれば、家庭のベランダや軒先でのプランター栽培でも立派な極太ネギを収穫できます。
プランター栽培を成功させる絶対条件は、深さ30cm以上の深型プランターまたは不織布ポット(容量20L以上)を選ぶことです。下仁田ネギは軟白処理のために後から土を足す「増し土」のスペースが必要となるため、浅型コンテナでは軸の白い部分が作れません。
植え付け時は、プランターの底に鉢底石をしっかり敷き、水はけの良い野菜用培養土を全体の深さの「下から3分の1(約10cm)」程度まで入れます。苗を10cm程度の間隔で斜めに配置し、根元に薄く土をかけます。その後、成長に合わせて1ヶ月ごとに培養土と有機配合肥料を足していく(増し土を行う)ことで、露地栽培の土寄せと同じ環境をコンパクトに再現できます。
プランター栽培での最大の注意点は「水のやりすぎ」です。ネギは極度の乾燥には強い反面、常に用土が湿っている状態を嫌います。土の表面が完全に乾いてからたっぷり水を与えるメリハリが、病気知らずの太いネギを育てるコツです。