Q1:「寒の戻り」と「花冷え」の使い分けに明確な基準はありますか?
A1:明確な基準は「桜が開花しているかどうか」です。寒の戻りは3月〜4月全般の急な冷え込みを指す包括的な気象用語ですが、花冷えは桜のつぼみがほころんでから散るまでの期間に限定して使われます。桜が咲く前の3月上旬の冷え込みに花冷えを使うのは誤用となります。
Q2:寒暖差アレルギーによる鼻水や頭痛は市販の花粉症薬で抑えられますか?
A2:抗ヒスタミン薬などの市販アレルギー薬では十分な効果が得られない場合があります。寒暖差アレルギーはアレルゲン物質による免疫反応ではなく自律神経の失調による血管拡張が原因であるため、体を温めることや自律神経を整える漢方薬(小青竜湯や麻黄附子細辛湯など)の服用、首元の保温がより直接的な対処法となります。
Q3:寒の戻りは俳句や手紙の時候の挨拶でいつまで使えますか?
A3:俳句において「寒の戻り」は仲春(啓蟄から清明の前日、概ね3月上旬から4月上旬)の季語とされています。手紙の時候の挨拶としては、本格的な春の陽気が定着する前の4月中旬頃まで使用するのが自然です。