錐体細胞と桿体細胞の違いを完全図解!暗闇で色が見えない理由と覚え方

錐体細胞と桿体細胞の違いを完全図解!暗闇で色が見えない理由と覚え方

錐体細胞と桿体細胞の違いを完全図解!暗闇で色が見えない理由と覚え方にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

Q1:映画館に入った直後は足元が見えないのに、しばらくすると席が見えるようになるのはなぜですか?
A1:これは「暗順応(あんじゅんのう)」と呼ばれる生理現象です。明るい屋外では桿体細胞の感光色素「ロドプシン」が光によって分解されていますが、暗い場所に入ると約20〜30分かけてロドプシンが徐々に再合成され、桿体細胞の感度が数千倍から数万倍に跳ね上がるため、かすかな光で周囲が見えるようになります。

Q2:犬や猫などの動物も、人間と同じように錐体細胞と桿体細胞を持っていますか?
A2:はい、多くの哺乳類が両方の細胞を持っていますが、その比率は人間と大きく異なります。例えば猫や犬は夜行性のハンターとして進化したため、網膜の大部分が桿体細胞で占められており、人間の約6倍もの暗視能力を誇ります。一方で錐体細胞は2種類(青と黄〜緑系)しか持たず、人間ほど豊かな色の識別はできません。

Q3:なぜビタミンAが不足すると「鳥目(夜盲症)」になるのですか?
A3:桿体細胞の受容物質であるロドプシンは、タンパク質のオプシンと、ビタミンAから作られる「レチナール」という分子が結合してできています。ビタミンAが体内で極端に欠乏するとレチナールが合成できず、ロドプシンが作られなくなるため、暗い場所で桿体細胞が光を感知できなくなって夜盲症を発症します。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。