右のお腹が痛い原因は?危険な盲腸・胆石の兆候と受診科目を徹底解説

右のお腹が痛い原因は?危険な盲腸・胆石の兆候と受診科目を徹底解説

右のお腹が痛い原因は?危険な盲腸・胆石の兆候と受診科目を徹底解説とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

女性が右下腹部の痛みを訴える場合、消化器疾患に加えて婦人科疾患の可能性を常に念頭に置く必要があります。「右のお腹が痛い女性が婦人科を受診すべきか、内科を受診すべきか」という迷いは非常に多く見られます。

女性特有の原因として特に注意が必要なのが以下の疾患です。

  • 卵巣嚢腫茎捻転(けいねんてん):腫れた卵巣が根元でねじれ、血流が遮断される病態。突然の強烈な下腹部痛と吐き気が起こり、緊急手術を行わないと卵巣が壊死します。
  • 子宮外妊娠(異所性妊娠):受精卵が卵管などに着床し、破裂すると腹腔内大量出血を引き起こしショック状態に陥ります。妊娠の可能性がある女性の急性下腹部痛では最優先で除外すべき疾患です。
  • 排卵痛・月経困難症・子宮内膜症:月経周期に連動して起こる下腹部痛。右側の卵巣から排卵する周期には、右下腹部にチクチク・シクシクとした痛みを感じることがあります。
  • 骨盤腹膜炎・クラミジア感染症:性感染症などが原因で骨盤内に炎症が広がり、下腹部全体の鈍痛や発熱、帯下の異常を引き起こします。

ネット上では「右下腹部痛=100%盲腸」といった短絡的な情報が散見されますが、これは危険な誤解です。月経周期との関連性、不正出血の有無、妊娠の可能性などを総合的に考慮し、少しでも疑わしい兆候があれば婦人科の診察を受けることが不可欠です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。