発端は2026年初頭、元アパレル会社役員の東谷義和(ガーシー)がYouTube上に開設したチャンネルでした。かつて芸能人らと親交があった経歴を背景に、私的な交友関係や真偽不明のプライベート情報を次々と配信。その最大の標的のひとりとされたのが綾野剛でした。
配信された暴露内容は、過去の酒席トラブルや女性関係、未成年に関する真偽不明の疑惑など、極めて刺激的かつ一方的な主張でした。動画は瞬く間に数百万回再生を記録し、切り抜き動画やSNS上の拡散によって事実関係の確認がないままセンセーショナルに消費されていきました。
東谷元被告の言動は次第にエスカレートし、単なるゴシップの域を逸脱していきます。綾野剛が出演するCM企業への攻撃示唆や、主演ドラマの中止要求、さらには「謝罪しなければ一生追い込み続ける」といった脅迫めいた発言を連発。これにより、個人の尊厳を傷つける名誉毀損にとどまらず、活動そのものを封殺しようとする悪質な脅迫事件へと発展していきました。