Q1:北陸新幹線の敦賀〜新大阪間は、結局いつ着工されるのですか?
A1:当初は2026年頃の着工目標が掲げられていましたが、環境影響評価の遅延や京都地下ルートの調整難航により、北陸新幹線敦賀以南の着工時期はいまだ正式決定していません。現行計画のまま順調に進んだとしても着工は2026年代後半以降にずれ込む見通しで、不透明な状況が続いています。
Q2:なぜ京都府民や京都市は小浜・京都ルートに難色を示しているのですか?
A2:大深度地下トンネル掘削に伴う名水・地下水脈の枯渇・汚染リスクや、掘削残土の処分先問題が解決していないためです。さらに、整備新幹線法の規定により京都府にも巨額の建設費負担が求められる一方、京都・新大阪間は既存のJR在来線や新幹線で既に充足しており、地元メリットに対してリスクと負担が大きすぎると受け止められているからです。
Q3:米原ルートへ変更される可能性は本当にあるのでしょうか?
A3:滋賀県や関西経済界の一部から強い要望が出ているものの、正式な変更には極めて高いハードルがあります。与党PTでのルート再選定手続きに長期間を要することに加え、JR東海が東海道新幹線のダイヤ過密を理由に乗り入れに極めて慎重であるため、小浜案が完全に破綻しない限り、即座のルート変更は困難とみられています。