1990年代初頭、東京のユースカルチャーが世界を揺るがし始めた時代。その中心にいたのがこのチャプターだった。藤原ヒロシをはじめとするキーパーソンたちが集い、音楽、アート、スケートボードがシームレスに交差した場所。それが原宿チャプターの原点だ。
単に服を売る場所ではなかった。情報のハブであり、仲間が集まるクラブハウスだったのだ。International Stüssy Tribe(I.S.T.)のヴァーシティジャケットを着た先人たちが築いたコミュニティの空気感は、内装のリニューアルを重ねた今も店内の随所に色濃く漂っている。歴史の重みを知るオールドファンから、2026年代以降にブランドの洗練されたリブランディングでファンになったZ世代まで、幅広い層が同じフロアで肩を並べる光景は実に象徴的だ。