ブルーシートを使った池づくりで最も懸念されるトラブルが「水漏れ」だ。ポリエチレン製のブルーシートは、地中の鋭利な小石や根っこ、さらには日光に含まれる紫外線によって微小な穴が開いてしまうリスクを抱えている。だが、プロが実践する防護テクニックを施すことで、その耐用年数を劇的に延ばすことができる。
最大の極意は「シートの二重敷き」と「底砂による紫外線カット」だ。地表と直接接する下層に古い毛布や防草シートを敷き詰め、その上にブルーシートを2枚重ねて設置する。これにより地中からの突起物による突き破りを物理的に遮断できる。さらに、水底に直接日光が当たると紫外線の影響でシートの劣化が進むため、水底全体に川砂や赤玉土を厚さ3〜5cmほど敷き詰めるのが効果的だ。この一工夫を加えるだけで、ブルーシート製であっても3〜5年は水漏れのない健全な水辺環境を維持できるようになる。