社内チャットやミーティング中、上司から「その件はよきにはからえ」「うまいことやっておいて」と指示された際、現場の若手・中堅社員からは「どこまで勝手に決めてよいのか判断がつかない」という戸惑いの声が多く聞かれます。
殿様言葉を模したフランクな指示であっても、ビジネスにおける本質は「現場の裁量に任せるが、結果責任と進捗把握は上司の手元に残す」という状態です。そのため、単に「承知いたしました」とだけ返すのはリスクを伴います。
失礼にならず認識のズレを防ぐ返答パターン
上司に指示された場合の理想的な返し方は、「一任されたことへの承諾 + 自身が想定している方向性の提示 + 最終確認の予告」の3要素をセットにすることです。
【チャット・口頭での返答例】
「承知いたしました。それでは今回は〇〇の方向性で進めさせていただきます。途中で大きな変更や判断事項が生じた際は、改めてご相談いたします。」
【予算や他部署が絡む案件での返答例】
「お任せいただきありがとうございます。まずはA案をベースに関係各所と調整を進め、最終確定の段階で一度ご報告いたします。」
このように返答することで、上司に対して「指示の意図を正しく汲み取っている」という安心感を与えつつ、後から「そんなやり方は指示していない」という梯子外しを防ぐ防衛策になります。