受験情報サイトや保護者のコミュニティで攻玉社が「やばい」と形容される際、そこには主に2つの全く異なるニュアンスが混在しています。1つ目は、偏差値帯に対する大学合格実績の驚異的な高さに対する賞賛です。もう1つは、校則や学習指導における「管理型」「スパルタ」と呼ばれる徹底した指導方針に対する警戒心です。
近年の攻玉社 進学実績を俯瞰すると、1学年約230名前後の規模でありながら、東京大学をはじめとする旧帝国大学や難関国立大学に毎年20〜30名規模で合格を輩出。さらに早慶上理(早稲田・慶應義塾・上智・東京理科大)の合格者数は延べ数百名に達します。中学入学時の偏差値(四谷大塚で50代後半〜60、SAPIXで50前後〜53程度)を考慮すると、出口での伸び代は都内私立男子校の中でもトップクラスであり、教育業界関係者からも「入学者を鍛え上げて伸ばす力は凄まじい」と評価されています。
一方で、その実績を支える学習システムが「やばい」という噂の源泉になっています。毎日のように課される英単語や数学の小テスト、合格点に達しない場合に課される放課後の追試や補習、膨大な宿題・課題の多さは、自主放任型の学校とは一線を画します。「予習・復習を怠れば即座に補習に呼ばれる」という緊張感こそが、一部のネット掲示板で過激な表現として拡散されている実態です。