アンティークフェアの現場やSNS上のコミュニティでは、405ボウルを手に入れたユーザーから熱い体験談が寄せられています。特に目立つのは、写真越しでは伝わりにくい「独特の量感と存在感」に対する驚きです。
「蚤の市でひと目惚れして連れて帰ったが、ローテーブルに置くだけで部屋の空気が一気に1960年代のパームスプリングスになる」「重厚でぽってりとした土の厚みがあり、現行の量産食器にはない頼もしさがある」といった声が目立ちます。パーティーシーンでトルティーヤチップスとサルサソースを盛り付ける正統派の使い方はもちろん、日頃は鍵やアクセサリーを無造作に放り込むキートレイ、あるいは季節のフルーツを盛るセンターピースとして愛用しているユーザーが大半です。
一方で、実際の取り扱いにはヴィンテージ特有の配慮が欠かせません。「食洗機に入れたら貫入から水が染み込んで変色してしまった」「金属ホルダーの爪部分が陶器の縁に強く当たり、小さな欠けを作ってしまった」といった手痛い失敗談も報告されています。現代のタフな磁器とは異なり、デリケートな軟質陶器であることを理解した丁寧な所作が求められます。