ゼノギアス ORヴェルトールの強さを語る上で外せないのが、ゲームシステム上の数値を無視したかのような圧倒的パフォーマンスです。
作中のゴリアテ工場脱出後やデューンマンの島などで対峙する際、プレイヤーの攻撃はほとんど通用せず、グラーフの手によって放たれる「機神黒掌」をはじめとする必殺技は、こちらのギアの耐久値を瞬く間に消滅させます。このORヴェルトール 強さの根源は、機体そのものがゾハルから直接エネルギーを無限供給されている点にあります。
通常のアニマの器を組み込んだギア・バーラーですら限定的なエネルギー接続にとどまるのに対し、真ヴェルトールは接触者の力によって無制限の事象変移を引き起こします。圧倒的な機動力、残像を伴う連続連撃、そして装甲を無視して機体内部へ直接衝撃を送り込む戦闘スタイルは、当時のRPGにおけるボスキャラクターの中でも群を抜く完成度を誇っていました。