牟岐少年自然の家が「心霊スポット」としてウェブ上で大きく拡散された要因には、2000年代以降のインターネット文化とオカルト系掲示板の隆盛があります。
徳島県出身者が集まる掲示板やSNSコミュニティにおいて、「牟岐の自然の家で怖い話あったよね」「うちの学校でも噂があった」といった書き込みが数多く寄せられ、世代を超えた共通体験として盛り上がったことが発端です。利用経験者が多い施設だからこそ共感を生みやすく、それぞれの学校でアレンジされた怪談が「共通の記憶」として定着しました。
近年では廃墟系YouTuberや心霊配信者が興味本位で取り上げるケースも見られますが、許可のない敷地への立ち入りは刑法上の建造物侵入罪(刑法130条)に問われる明白な違法行為です。老朽化した建物周辺は足場が悪く倒壊や怪我のリスクも高いため、興味本位で近づくことは絶対に避けなければなりません。