インターネット上の掲示板や一部の週刊誌では、『プライド』終了後から長年にわたり「木村拓哉と竹内結子は共演NGなのではないか」という噂が囁かれた時期がありました。その論拠とされたのは、大ヒットを記録しながらも続編や次作の共演が10年以上実現しなかった点や、双方の事務所サイドの意向といった不確かな推測でした。
しかし、ドラマ制作現場の取材データおよび当時のキャスティング経緯を精査すると、この噂は事実無根の憶測であったことが明白です。
13年間にわたり再共演がなかった実質的な理由は、双方が各局のプライム帯ドラマで「単独主演」を張る超トップ俳優へとステップアップした点にあります。竹内さんは『ストロベリーナイト』シリーズ(フジテレビ系)をはじめとする数々の主演作や映画で名実ともに日本を代表する主演女優としての地位を確立しており、双方のスケジューリングや主演格同士の調整には極めて慎重なタイミングが求められていました。
実際、『A LIFE〜愛しき人〜』のオファー段階において、木村さん自身がヒロイン役に竹内さんの名前を挙げ、竹内さんも「木村さんが熱量を注ぐ現場であれば」と快諾した経緯が報じられています。共演NGどころか、互いに役者としての成長を認め合っていたからこその13年越しの再集結でした。