酸素系漂白剤で汚れが落ちない理由とは?効果を最大化する正しい使い方

酸素系漂白剤で汚れが落ちない理由とは?効果を最大化する正しい使い方

酸素系漂白剤で汚れが落ちない理由とは?効果を最大化する正しい使い方の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

万能に見える酸素系漂白剤ですが、化学的な禁忌事項や素材の制限を把握しておかないと、深刻なトラブルを招きます。

まず、使えない素材の代表格が「金属」と「動物性繊維(粉末使用時)」です。ファスナー、ホック、金属製のボタンが付いた衣類を粉末タイプにつけ置きすると、金属が過炭酸ナトリウムと急激に反応して酸化・変色し、その熱で繊維に穴が空く恐れがあります。また、ウールやシルクはアルカリによってタンパク質が変質し、縮みやゴワつき、破れを引き起こします。

さらに重要なのが保管方法です。過炭酸ナトリウムは空気中の湿気を吸うだけでも微量の酸素ガスを排出し続けます。完全密閉できる密閉瓶やパッキン付き容器に詰め替えると、容器の内圧が高まり破裂する危険があります。必ずガス抜き弁がついた専用容器か、購入時のパッケージのまま保管してください。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。